枚方の家/みっくすはうす
<以下の記事はカタチトチカラのスタッフ/殿浦によるレポートです>
周辺環境
敷地は枚方市内某所で、前面道路が車通りの多い府道となっています。
道路を挟んで川が流れていますので眺望が利き、東に奈良山系の連なりを望むことができます。
また角地なので北側も道路に面しており、少し歩くとお寺があって塀沿いの並木がきれいです。
機能
この提案はオフィス付の兼用住宅でしたので、家の中の雰囲気を大きく分けた方がいいと考えました。
機能的に各階で性格付けしています。
1Fはアクセスを生かしてオフィスなどのワークスペース、
2Fはワンフロア全てを活用して少し大きめのリビングスペース、
3Fは東側への眺望を生かしてテラスのあるリラックススペースです。
このように階段を上るにつれて親密な雰囲気が強まるような構成となっています。
素材
この兼用住宅は、地面から2Fの床までをコンクリート造とし、その上に木造をのせるように作ります。
これはコンクリートはオフィス、木は住宅として機能的な性格付けをはっきりとさせるためです。
1Fのコンクリートの壁は家をしっかりと支える土台ともなり、また遮音性能にも優れるため、道路の音環境をはっきり遮り、静かな緊張感のあるオフィスを確保できるように計画されています。
2Fは高温多湿な日本の気候にあう木の吸湿性を生かした快適な住空間を想定しています。
また伝統的に多用されるだけあって材料の流通性、経済性などコストの面でも木は比較的合理的といえます。
公私
1Fは道路からそのまま靴で入って来れる土間にして、仕事の来客の入りやすさと、資材の搬入等の作業性を重視するように考えています。
そして2Fまでそのまま上がれるようにして、カフェのように気軽に入れる空間でもある家族のダイニングスペースとなっています。このような入り方は街からの距離感を縮め、友人や近所の方たちが集まりやすいパブリックな空間をつくり出します。
道路のある南西面と東面には横長にガラス窓をとり、光と風を取り入れたさわやかな空間となるでしょう。
2Fの階段下で靴をぬぎ、3Fのリラックススペースでは木の床の柔らかい感触を感じながら寛ぐことができます。
この家は2/3が靴履きでサンダルなどを活用したライフスタイルを想定しています。
これら一連の空間の連続は3Fの開放感をひと際特別なものにしてくれるのではないかと考えています。
枚方の家
所在地:枚方市某所
アクセス:京阪某駅から徒歩十分
土地:約91.35㎡(約27.60坪)
建物: RC造+木造3階建 174.18㎡(約52.62坪)
特徴:道路をはさんで川に面し、遠くに奈良山系を望む、ロードサイドの郊外SOHO。
※詳細はカタチトチカラまで
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